開業までの流れ

5. 開院までの諸準備

事業計画書・資金調達・建築プランニング等が落ち着きますと、開院までの様々な準備が必要となります。
どの準備項目も成功のためには、一つもおろそかには出来ないものとなります。
全ての準備を満足いくものとするためにも、共創企画にお任せください。

1.医療システム・医療機器の検討

システムなどを検討していきましょう。メーカー直販は少なくなっており、代理店を通しての販売がほとんどです。細かな機材は忘れがちなので気をつけましょう。 患者さんを迎えた時の先生・スタッフの関わり合いや動線なども考慮しましょう。

①医療システム

患者さんと先生との信頼関係をより深めるシステムソリューションが私共にはあります。
最近は、電子カルテが標準になりつつあります。導入メリットとして、患者さんへの質の高いインフォームドコンセントの提供、医療過誤の心配を解決、診療業務の円滑化、カルテ保管スペースの改善など様々な利点があります。

電子カルテ

開院までの準備 電子カルテ 電子カルテで院内業務の効率化を図り、患者満足度を向上させます。
電子カルテを導入することで、カルテの保管スペースの問題や、医療過誤の心配を解決することができます。

また、絵やグラフを導入したわかりやすい画面で、質の高いインフォームドコンセントを提供することができます。さらに、他の院内システムと診療情報を共有することで、業務の円滑化と効率化を実現します。

診療予約システム

開院までの準備 診療予約システム 診察開始時間のおよその目安が分かる場合、患者さんは自分のスケジュールを予め立てて来院できます。

交通の便の良い立地や車社会の地区、近隣に商業地区がある場合、患者さんの動線上に医療機関がある場合などは診療圏を広げる有効な手段となります。

「何時ごろに診察してもらえるのか」「都合の良い時間に診察してもらいたい」という患者さんの声をもとに、目安の診療時間をお伝えできるようになっております。患者さんは、目安の時間がわかることで、前後の時間を有効活用できます。患者さんの来院時間も分散化されるため、待合室や駐車場の混雑緩和、院内感染防止を図ることができます。

POCT(Point of Care Testing)で迅速な診断と治療

開院までの準備 診断と治療 患者さんをお待たせすることなく治療へ入ることが出来ます。検査後、「何日後にまた来て下さい。」ではなく、時代に合った「医療の質」や「診断レベル」を高めることが出来ます。

科学的根拠に基づいた、迅速な診断と治療のために、POCTが注目されています。 POCTとは、患者さまのすぐそばで、簡易な機器・試薬による、迅速な検査結果 により、科学的根拠に基づく、診断と治療やインフォームドコンセントにより、 患者さまの満足度を高める検査です。
具体的には、インフルエンザウイルス検査やアデノウイルス検査の感染症検査、 心筋梗塞または心筋傷害の有無を確認するトロポニンTや全身状態を把握するために、血液ガスや血球計数検査、電解質や血糖検査など幅広い検査が行わ
れています。

2008年4月からの、特定健康診査・特定保健指導が始まり、糖尿病患者さま自ら 行う、血糖値自己モニタリングも急速に普及しています。また、医院、診療施設でのPOCTによるPT-INR検査は、弁膜症、心房細動疾患等で抗凝血薬を服用してる患者さまに、的確な薬剤量決定と長期にわたるモニタリングにより、診療の質の向上にも役立つと考えられています。

このように、患者さまの近くで行われるPOCTは、病院の緊急処置室やベッドサイド、在宅分野へと広がりを見せています。

②医療機器等

ボールペンからカテーテル・MRIまでを トータルにサポート致します。
多様化する顧客ニーズへお応えする為に、専門スタッフが医療機関や薬局を中心に医療関連の大型機器から医療材料・衛生材料と事務用品等きめ細かなご提案をいたします。 又、特別養護老人施設・老人保健施設などを対象に介護食ならびに病態食の取り扱いも行っています。

医療機器

開院までの準備 医療機器 MRIやCT等の大型機器から超音波診断装置・電子内視鏡さらには血圧計・聴診器に至るまで多品種に渡り幅広く取り扱っております。

在宅機器

開院までの準備 在宅機器 テルモホームジョイントの代理店として在宅医療を支援しております。

介護食

開院までの準備 介護食 嚥下補助剤、水分補給ゼリー、濃厚流動食他糖尿病食・腎臓病食等の病態食も取り扱っております。

オフィス用品

開院までの準備 オフィス用品 事務用品・事務機器・電化消耗品他日用雑貨に至るまで豊富な商品群を取り扱っております。

開院までの諸準備

2.スタッフの募集・面接・採用・研修

スタッフ募集・面接・採用・研修についてのお手伝いをいたします。求人募集にも色々な方法があります。求人誌や折込チラシ、広告掲載や人材派遣・紹介などもあります。 良いスタッフと巡り合いたいものです。 採用がすみましたら、開業前の研修 に入ります。目指す診療をするにはスタッフとの相互理解と協力が必要です。 口コミの発生源となるところですのでとても重要です。

①スタッフの募集方法

開院までの準備 スタッフの募集 ハローワーク、新聞、折込広告、人材紹介・派遣などがあります。地域によっては有資格者の確保が難しいケースもあります。 様々な経験を持つ、私たちにご相談ください。

採用にあたっての基本骨格
  • 医療機関名、所在地、診療科目、診療時間と勤務時間
  • 採用人数、職種
  • 正社員とパート(ローテーションも視野に入れる)
  • 各種条件
    年齢・経験・資格・給与体系(基本給と各種手当)・保険
  • 開業日、採用日、研修期間
  • 試験方法
    試験内容と面接内容(書類選考も場合によっては必要)
    アンケート・適正・パソコン技能など
    (最近はパソコンで作成した履歴書を提出させるケースが増えています)
  • 面接は数名で行いましょう。複数の視点から観察することでよりよい判断が可能になります。
  • スタッフに望むことを決めておきましょう。
    (補完的、従属的)(積極的、強調的、専門的)(知識、経験)

②面接や採用

開院までの準備 面接や採用 良いスタッフに巡り合いたいものですね。スタッフの入れ代わりが多い医療機関は、患者さんが不安を抱きます。患者さんとコミュニケーションが取れ、先生とパートナーシップを築くことのできるスタッフを選びたいものです。
先生の面接や採用をお手伝いいたします。

③研修

開院までの準備 研修 開業当初の患者さんは人一倍の関心を持って来院します。
どんな医療機関だろうか?どんな先生・スタッフだろうか?どんな対応だろうか?あらゆる部分に患者さんの興味はつきません。開業前の事前トレーニングはとても重要です。悪い噂が立ってからでは評判を取り返すのに時間がかかります。
採用したスタッフが面接時の印象とは違う行動を取る場合もあります。先生の共通の理念を持ったスタッフ作りをお手伝いいたします。

  • 先生の診療方針・理念の徹底、スタッフとの意思疎通
  • スタッフの役割理解と目標設定
  • ロールプレーイング
  • 医療機関設備の熟知

開院までの諸準備

3.集患プロモーションの検討

開業前に効果的な広告をどのように行うかを検討します。新聞の折込チラシだけでは厳しい地区もあります。立ち上がりから半年が将来への足がかりとなる重要な時期です。色々な媒体を費用対効果で検討しましょう。

キーワードとしては広告看板・ホームページ・診療予約・地域住民へのアプローチがあげられます。開業前の集患プロモーションは重要であります。当社の専門コンサルタントがアドバイスをいたします。

①新聞広告やポスティング、ティッシュ配布など(直接手にとって見るもの)

開院までの準備 新聞広告 ポスティング 地域によって事情が異なるため、適した方法を検討し、ご提案いたします。
配布する地域と枚数を早めに検討し、2週間前までには、手配を終えましょう。
効率よく効果が発揮できる専門業者をご紹介いたします。

②電柱広告や駅看板、野立て看板、ビル看板など(遠くからも視覚に訴えるもの)

開院までの準備 電柱広告 高価なものから安価なものまで様々です。患者さんの動線を考慮し、効果的に配置したいものです。設置には時間がかかる場合があります。熟知した専門業者をご紹介いたします。

③事前内覧会

開院までの準備 内覧会 ほとんどの医療機関が開業前に開催します。
地域の住民の皆様との関係作りを始めましょう。医療機関をご紹介できる絶好のチャンスです。内覧会に参加された皆様は、先生やスタッフとのふれ合いや、施設・医療設備の説明を受けることで受診場面をイメージでき、安心や信頼を抱きます。この時期までには、実際の診療シミュレーションが徹底されていなくてはなりません。

豊富な経験を持つ医薬品卸だからこそ出来る、アドバイスがあります。ささやかな記念品をお渡しするのも慣例になりつつあります。医療機関名と電話番号などを入れたマグネット・タイマー・手鏡などがあります。 「名入れ」には時間がかかるので早めに検討し、20日前までには手配を終えましょう。専門の業者をご紹介いたします。

④ホームページの開設

開院までの準備 ホームページの開設 現在ではホームページを見て来院する患者数は2割前後と言われており、重要な広告媒体となっております。専門の業者をご紹介いたします。

開院までの諸準備

4.開業に関わる各種申請

開業に関係する各種申請や届出をします。 保健所への開業届、社会保険事務局への保険医療機関申請、 どちらも先生が自分でされた方がベストです。開業にあたっての各種申請について、開業予定日に開始できるようにアドバイスをいたします。

①保健所への届出

開院までの準備 保健所への届け出 診療所開業届を提出します。更に、診療所構造設備使用許可申請書、診療所開設許可申請書が必要となるケースもあります。下記表をご参考ください。

医療機関開設時に必要な諸届(保健所)
医療法による区分 開設許可
申請書
構造設備使用許可書 開設届 開設届への添付書類


医師が開設する場合 無床診療所     診療所開設届(医療法第8条) 1.医師免許証写
2.履歴書
3.敷地の平面図
4.周囲の見取図
5.建物の平面図ほか
有床診療所   診療所構造設備使用許可申請書(医療法第27条) 診療所開設届(医療法第8条) 1.医師免許証写
2.履歴書
3.敷地の平面図
4.周囲の見取図
5.建物の平面図ほか
非医師(法人)が開設する場合 無床診療所 診療所開設許可申請書(医療法第7条第1項)   診療所開設届(医療法施工令第4条の2) 1.医師免許証写
2.履歴書
  有床診療所 診療所開設許可申請書(医療法第7条第1項) 診療所構造設備使用許可申請書(医療法第27条) 診療所開設届(医療法施工令第4条の2) 1.医師免許証写
2.履歴書

注:開設許可申請・構造設備使用許可は、設計が終了した時点で提出可。開設届は開設後10日以内に提出しなくてはならない。

保険医療機関指定申請に必要な諸届(個人・診療所の場合)(地方厚生局)
根拠法 申請者 添付書類 取扱窓口 提出期限 書類の流れ
健康保険法
(第43条の3)
保険医療機関
指定申請書
医療法の規定による開設に要した書類一式
開設届の受理証明
案内図、平面図
保険医療登録表原本と写
管理者の医師免許証原本と写・履歴書
※構造設備使用許可証
都道府県
社会保険事務所
地区により期限が異なります 開設者

社会保険管理課
(国民健康保険課)
国民健康保険法
(第37条第5項)
療養取扱期間
の申請書
生活保護法
(第49条)
生活保護法による医療機関指定申請書   所轄福祉事務所
(区役所福祉課)
随時 開設者

福祉事務所

都道府県
新感染症法
(第38条第2項及び第41条)
新感染症法による医療機関指定申請書   所轄保健所 随時 開設者

保健所

都道府県
原子爆弾被害者の医療等に関する法律
(第14条の3)
被害者一般疾病医療機関指定申請書   所轄保健所 随時 開設者

保健所

都道府県
母体保護法
(第14条)
母体保護指定医認定申請書 1.履歴書
2.技術証明書(手術分娩件数)
3.診療所見取図
4.学会入会証明書
5.地区会長副申請書
6.誓約書
地区医師会及び
都道府県医師会
随時 開設者

地区医師会

都道府県医師会

②社会保険事務局への届出

開院までの準備 社会保険事務局への届出 保険医療機関指定申請書、療養取扱期間の申請書

③エックス線装置届出

④各種医療機関指定申請書

開院までの準備 各種医療機関指定申請書 新感染症法、被爆者援護法、労働者災害補償保険法、身体障害者自立支援法、生活保護法など

⑤開業直後の各種申請

開院までの準備 各種申請 開業直後における各種申請について、アドバイスいたします。
既に開業されて多忙な時期ですので税理士・会計士・社会保険労務士などに代行してもらうのも一考です。

  • 税務署への届出 → 個人事業の開廃業等開業届
  • 労働基準監督署 → 労働者災害補償保険
  • 職業安定所 → 雇用保険
  • 地方厚生局及び社会保険事務所等 → 年金保険・健康保険
  • その他

6. 開院及びアフターサポート

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